約1カ月ほど前、一条高校ダンス部の顧問の先生に、ということで電話がかかってきました。テレビ局からの出演依頼。
あるアーティスト、かなり名のあるアーティストの楽曲で踊ってもらいたい、という依頼でした。そして東京のスタジオでもしかしたらそのアーティストの前で踊ってもらうかもしれないと。テレビ局からダンス部員人数分の交通費も出ると。
出演するのは数人。4、5人かあるいは7人か8人くらい。ちょうど第4回公演まで1週間もない時期だったので断ろうと思いました。なかなか魅力ある出演話ではあるけれど、さすがに無理やな。
と思いつつ、ちょっとまてよ。3年生たちでやれるのではないかなと思い、彼らに相談しました。まあ夢のような話です。
高校生であれば当然、心踊りそうな企画。そして準備を極秘で進めていました。そしてその番組の担当者と話しを進めるにしたがって徐々に雲行きが怪しくなる。出演はまだ確定ではない。もしかしたら取材だけになるかもしれない。もしかしたら出演そのものがなくなるかもしれない。
そして4日後にはこの話は霧消しました。他の高校生たちに出演が決まったと。
電話をかけて来て、一条高校のダンス部に出演してほしいと言っておきながら、ほかの人たちに決まりましたと。大物アーティストに会って、実際にその人たちの前で踊ってもらうことになるかもしれないと話を持ち掛けておきながら、やっぱりこの話はなかったことになりました、と。
まあテレビの話であるから、色々あるだろうけれど、さすがにあんまりやな。大人の都合で高校生を振り回している。
番組の担当者はただあやまるばかり。若い女性の担当者でした。どうやら彼女は一条高校のダンス部をいろいろと調べて、出演依頼をして来たようです。出てほしいと思っていたのですが、ほんとうに申し訳ないとあやまるばかり。
プロデューサーかディレクターか、よくはわからないがおおもとである番組制作の担当責任者がどこかで判断しているような感じです。
電話でやり取りをしていた担当者は番組制作会社の人物です。テレビ局の人間ではない。つまり番組の制作を請け負っている下請け会社の人間。おおもとである大手のテレビ局のこのたびの名の知れた番組の担当者ではありません。番組名は生徒たちも知っていました。
もっと詳しく述べると、もっとひどい話なんだけれども、まあこんな話です。気にせず、放っておこうと思ったのでありますが、この俺の怒りがなかなか収まる気配がなかったので、おおもとのテレビ局に電話をかけることにしました。
高校生を対象にした夢のある番組で高校生をバカにするんじゃない、と。もちろん穏やかに落ち着いて紳士的に話を進めたわけではありますが。
おおもとの大手のテレビ局に電話をしたら視聴者相談窓口みたいなところで、気のいいオバサン的な人が最初に登場、これはヤバイと思い、責任ある方と話しがしたいと申すと、オジサン的な人に交替。そのオジサンにかくかくしかじかで、○×▼という番組の担当責任者と話しがしたいのであるが、取り次いでもらえないだろうか、と言うと、わかりましたこちらから電話をさせます、ということに。
そして担当のKというものから電話があり、丁寧にお話をさせていただきました。事のてん末を伝えると番組制作担当最高責任者のKはあまりに気の毒に申し訳なく思ったのか、もし事情が許すなら一条高校にお邪魔して数秒くらいなら番組の中で取り上げることが可能かもしれないなどということをしどろもどろになりながら俺に提案したのだけれど、さすがにいやもういいよ、と答えました。
クレーマーになりたいわけではない。夢を追う高校生を支援する番組を作りたいなら、それなりの覚悟をもってことにあたってほしいな、と思います。それだけです。
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